本記事では、「DIY初心者の方が間違えやすい床材の種類」についてご紹介します!
もくじ
床材の種類とは?
この写真、どんな床材で施工されているか、わかりますか?
ひとことで「床材」と言っても、さまざまな種類があります。
施工イメージ写真を見て、「これにしたい!」と思っても、
なかなか難しいものなんです。
一般的なフローリングは大工さんが施工を行ってくれますが、
はじめて自分でDIYをする!となると、たくさんのメーカーの製品の中から、床材の種類を選び、品番を選ぶ…ということになります。
すると施工イメージ写真とは誤った床材を注文してしまい、
またはじめからやり直し!ということになってしまうことも……
このように、床のDIYは、はじめて挑戦する方にとっては、
たいへんな作業になってしまうことが多いんです。
ちなみに、床材を扱っている大手メーカーは、
「サンゲツ」、「東リ」、「リリカラ」、「シンコール」です。
今回は、数ある床材について、6種類をピックアップしてご紹介します!
床のDIYをやってみたい!と思っているかたは、
ぜひ参考にしてみてください。
タイルカーペット
サンゲツ|NTH-71701
形状:小さな正方形や長方形のカーペットで、部分的に敷き詰めることができます。多くは1枚50㎝角で、箱の大きさにより1ケースあたりの枚数は異なります。
特徴:防音効果やクッション性があり、足元の感触が柔らかいです。部分的に汚れたり傷んだ場合でも、その部分だけを交換できるため、メンテナンスが簡単です。
用途:オフィスや住宅で、特にデザイン性を重視する場合によく使われます。
住宅用タイルカーペットを実際に敷いてみたレポートはこちらをクリック!
また、タイルカーペットには店舗用(土足OK)と一般住宅用(土足NG)があります。
施工を行う際は、タイルカーペットを敷く場所が土足で出入りするような場所なのか、気にかけておく必要があるでしょう。
なお、タイルカーペットには木目柄がありませんが、
ここから紹介するそのほかの床材にはすべて木目柄があります!
写真で一目見ただけではどれがどれだかわからない…!という場合も多く、注意が必要です。
ハロハロで取り扱っているタイルカーペットはこちらをクリック!
クッションフロア
東リ|CF3752
形状:ビニール製の薄い床材で、ロール状になっていることが多いです。
巾は約180㎝で、長さ13~20mまで注文可能です。(商品によって異なります)
特徴:柔らかく足に優しい感触があり、水や汚れに強いので掃除が楽に行えます。デザインは木目やタイル柄など種類が豊富で、施工も比較的簡単です。
用途:キッチン、トイレ、洗面所など、水回りでよく使われます。
クッションフロアを実際に敷いてみたレポートはこちらをクリック!
ハロハロでも取り扱いの多いクッションフロアは、
水回りだけでなく、リビングなどにもご使用いただけます!
なお、クッションフロアにも店舗用(土足OK)と一般住宅用(土足NG)があります。
ハロハロで取り扱っているクッションフロアはこちらをクリック!
ロールカーペット
サンゲツ|CIR-5008
形状:部屋全体に敷き詰めるタイプの大きなカーペットです。
特徴:部屋を暖かくし、遮音効果も期待できます。厚みがあるため、足への負担を軽減する効果もあります。継ぎ目が少ないので、見た目が美しく仕上がります。最大360㎝巾で、現在はハロハロでは取り扱っておりません。
用途:リビングや寝室など、快適さを重視する空間で使用されることが多いです。
フロアタイル
リリカラ|LGT-84302
形状:小さな板状の床材で、木目や石目のデザインが印刷されているものです。多くは1枚45㎝角です。
特徴:耐久性が高く、汚れに強いため掃除が簡単です。高級感のある外観が特徴で、模様や色のバリエーションも豊富にあります。
用途:商業施設や住宅など、デザイン性を求められる場所に利用されることが多いです。
ハロハロで取り扱っているフロアタイルはこちらをクリック!
長尺シート
シンコール|STF9015・STF9005
形状:ロール状の長いシートで、広い面積を一体的に覆える床材です。
商品により異なりますが、多くは巾約180㎝で、長さ6~9mまでとなります。
特徴:継ぎ目が少なく、広いスペースでも統一感がある仕上がりになります。耐久性が高く、汚れに強いため維持管理が簡単です。
用途:病院、学校、マンション、商業施設など、広い空間に適しています。
また、長尺シートのなかには「防滑性シート」と呼ばれる種類の床材もあります。
防滑性シート
サンゲツ|PM-22246
形状:滑りにくい加工が施されたシート状の床材です。
商品により異なりますが、多くは巾約180㎝で、長さ6~9mまでとなります。
特徴:表面に凹凸や特殊なコーティングがされており、濡れた場所でも滑りにくくなっています。安全性を第一に考えた設計の床材です。
用途:浴室、プールサイド、厨房、トイレなど、転倒防止が必要な場所でよく使われます。
これらのシート類は、DIY用の資材というよりも、建物の施工で使われることが多いです。
はじめて床のDIYをするときの注意事項!
はじめて床材を使ったDIYを行う際は、必ず現物を確認するようにしてください!木目だからといって、かならずクッションフロアが使われている…
とは限らないのです。
施工イメージ写真のとおりに空間をつくりたい!と思っても、
使われている床材によってはDIYが難しくなってしまうことがあります。
実際に資材を注文する前に、
まずはどの種類の床材が使われているのか確認しましょう!
各メーカーの展示場に足を運べば、実際の資材を手にとって確認できます。
また、ハロハロでは無料でサンプルをお送りしています。
無料サンプルでは色や素材感をしっかり確認できるのでおすすめです!
これから床のDIYをしてみよう!と思った方は、ぜひサンプルのお取り寄せをご活用くださいね!
